[第1回]なぜ、WEBディレクターが必要なのか?
こんにちは。タカハシです。
本日は、「なぜ、WEBサイト制作にディレクターが必要なのか?」というお話しです。
意識も立場も違う二つのチカラ
Webサイトって、Webディレクターがいなくても作ることはできますよね。
僕のセミナーを受けてくださる方の中にも、ディレクターのいないチームや組織の方も多数いらっしゃいます。
ではなぜ、WEBサイト制作にディレクターが必要なのか?
例えばクライアントから、こんなことを言われることがあります。
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・商品DBを作って欲しい
・スクロールに合わせて動きをつけて!
・もっと画像を大きくして!
・ここの文字赤に変更!
・○月○日までに5案欲しい
こんな時、何てお返事しますかね?
こういう返答をするメンバーはいませんか?
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・商品DBを作って欲しい
この納期ではムリですよ!
・スクロールに合わせて動きをつけて!
その演出意味無いですよね?
・もっと画像を大きくして!
この画像、解像度が足りません!
・ここの文字赤に変更!
デザインのルールに合いません…
・○月○日までに5案欲しい
日程的に2案が限界ですよ!
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たしかにその通り・・なんだけど、全否定では良い仕事はできないですね。この場合、クライアントが考えている真意を察する様にしてみましょう。
これまでに400サイトを構築する中での気づき=僕だったらこう返します。
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・商品DBを作って欲しい
自社EC・モールと連動させて一元管理が理想ですね。外部サービス導入で期間&コストを抑えてスタートさせましょう!
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・スクロールに合わせて動きをつけて!
トレンドを意識しつつ、効果的に見せられる部分に絞りましょう!
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・もっと画像を大きくして!
現状のものは解像度が足りないため、同じ意味合いの別画像を使用します
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・ここの文字赤に変更!
目立たせたいってことですよね?赤にすると悪目立ちするので、目立つ様にデザインを工夫してみます。
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・○月○日までに5案欲しい
日程的には2案がMAXです。もし5案必要な場合は、○月X日までお時間ください。
クライアントはWeb制作の専門家ではないので、思っていることを正確には伝えられません。
おかしなことを言っているな、と思っても全否定ではなく彼らが本当に考えていること(目的)は何なのかな?ということを、想像してあげた方が、お互いハッピーだと思うんです。
Webディレクターって、このために欠かせない存在なんですよね。
発注内容を的確に伝えるためには、クライアントと作り手の間で、互いがわかる言葉で伝える必要がある。
クライアントが使う言葉と、作り手側のスペシャリストが使う言葉や解釈は大きく異なります。
そのまま伝言ゲームの様に伝えるだけでは、想定した成果は得られないんです。クライアントの言葉の真意を理解し、その意味を作り手が理解できる実作業に近い言葉に言い換えて伝える必要がある。意識も立場も違う二つのチカラのバランスをとる。
これがディレクターに求められる役割の一つだと、僕は考えています。
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この考え方も学べる、Webディレクター講座を開講中です。
僕が普段使っている進捗用のドキュメントなど、いろいろな資料のフォーマットも紹介します!